【剣盾シングルS32使用構築/最終R1858】トリル偽装Dragon Dance Ho-Oh!
【構築経緯】
今期はスカーフイベル+ザシアン軸で終盤潜ろうと思っていたところ、
とあるYoutuberに原案の構築が動画で紹介されたため断念。
新しい構築を考えるに当たって、最近入手した色ホウホウを使いたいと思い、
前期の構築記事を眺めていたところ、濁10さんの構築が、
面白そう かつ 意表をついてこちらが主導権を持って試合展開できる
と感じ、ドラパルト+ホウオウを構築の軸とすることにしました。
(濁10さん掲載了承済)
まず、この二体では環境に多いサンダーやランドロスが重くなるため、
濁10さんの構築と同様にトレースHDポリ2を採用。
次にもう一体の伝説枠を考える上で、まず、
原案の構築ではスカーフカイオーガが採用されていたが、
どの構築にも対策枠が採用されており、
使い慣れていない自分が採用しても勝てる気がしなかった。
そこで、相手の構築にゴチルゼルがいるなどポリ2を出したくないときに
サンダーやランドロスに強く出られる、
また、環境に一定数存在するルギアラッキーや受けループを崩すため、
スカーフ白バドレックスを採用。
ここまででカイオーガの処理が難しそうだと感じたため、
当初は貯水ガマゲロゲを採用していましたが、
こちらから展開していくことを考えると受け気質のポケモンは合わないと感じボツに。
変わりのポケモンを探していたところ、竜の舞をバトンしたウオノラゴンが
ザシオーガ構築を破壊できる、
かつ、ポリ2・白バドレックスと並べることでトリル展開を匂わすことができる、
ことに気付き採用。
最後に、電気の一貫を切るため霊獣ランドロスを採用し、構築が完成しました。
【個体詳細】
1 ホウオウ@ラムのみ
性格:いじっぱり
特性:さいせいりょく
ステータス:207-187-111-×-175-128
努力値:204-156-4-×-4-140
○調整
濁10さんの調整のまま
本構築の主軸
持ち前の耐久力に加え、竜舞バトンで展開したホウホウは”最強”で、
2~3ターン目に降参されることも少なくなかった
濁10さんの記事に記載されていますが、
通常の展開構築と異なり、特性の再生力によって、
バトン展開後に一度交代しても弱い一手にならないことも強みの一つ
ワイボ採用のザシアンの個体数が増えていたことから、
ドラパルトとザシアンの対面でザシアンのSが遅いと分かっていない場合を除き、
なるべくダイマックスをきるようにしていた
持ち物はとりあえず持たせたラムのみをずっと使っており、
使用場面もほどほどにあったが、好みで変えても問題ないと思う
2 白バドレックス@こだわりスカーフ
性格:ようき
特性:じんばいったい
技:ブリザードランス、10まんばりき、タネばくだん、トリック
ステータス:175-217-170-×-151-112
努力値:0-252-0-×-4-252
○調整
・ASぶっぱ
本構築の2体目の伝説枠兼奇襲枠
前期にトリル白バドが結果を残していたこともあり、
より一層奇襲性が高まった
技構成はブリザードランスとトリックは確定
残りは氷がいまひとつの相手に刺さる10まんばりきと
カイオーガや水地面タイプに打つためのタネばくだんとした
50族を最速でスカーフを持たせると実数値168(=最速100族抜き)となり、
多くの伝説やサンダー、ランドロスを上から殴ることができる
ようきASぶっぱだが、火力、耐久ともに十分で、
耐久無振りダイマックスサンダーは乱数1(50%)、珠ダメ2回で確定
おくびょういのちのたまサンダーのダイバーンが乱数1(12.5%)
構築経緯にも記載のとおり、ドラパルト+ホウオウで崩しきれない可能性のある
ルギアラッキーや受けループ相手に負けなかったのは確実にこのポケモンのおかげ
3 ドラパルト@きあいのたすき
性格:いじっぱり
特性:クリアボディ
技:ドラゴンアロー、ゴーストダイブ、りゅうのまい、バトンタッチ
ステータス:163-189-95-×-96-194
努力値:0-252-0-×-4-252
○調整
・ASぶっぱ
本構築のもう一体の主軸
基本的に初手に出して竜舞バトンしていた
初手ドラパは相手視点で状態異常撒きの起点作成と誤認し、
襷を残したままバトン展開し、最後にスイーパーとして動かすこともできた
バトンタッチを覚えるポケモンは他にもいるが、
・クリアボディでデバフを受けないこと
・ザシアンの電光石火で処理されないこと
・いじっぱりだとS+1ホウオウのSとほぼ同じでバトン後の行動を決めやすいこと
などから替えのきかないポケモンだったと思う
性格:おだやか
特性:トレース
技:イカサマ、れいとうビーム、スピードスワップ、じこさいせい
ステータス:191-×-112-125-161-80
努力値:244-×-12-0-252-0
○調整
・HD特化
構築経緯に記載のとおり、サンダー・ランドが並んでいると、
ホウオウにバトンをしてもダイマックスされると通せないので、
この2体をごまかすことができるHDトレースの個体を採用した
技構成は黒バドレックス等への打点にイカサマ、
高速回復技としてじこさいせいを確定として、
残りは裏のポケモンも含め上から動きやすくするためスピードスワップを採用
アシパ型などを除き日ネクの対策になり得るまるくなるでもよいと思う
スピードスワップを採用しているので性格はなまいきのほうがよかった
5 ウオノラゴン@とつげきチョッキ
性格:ようき
特性:がんじょうあご
ステータス:165-142-121-×-101-135
努力値:28-252-4-×-0-4-220
○調整
・Aぶっぱ
・S:最速70族抜き
・残りHBD振り分け
カイオーガやラキヌオーのような並びを破壊するため採用
またウオノラゴンを採用するまでは、
ドラパルト-黒バドレックス対面 こちら竜舞、相手バンギラス引き
の展開となることが多く、この盤面でホウオウにバトンすると、
岩技がとんできてもイカサマがとんできても痛手となるため、
その対策も兼ねた
A+1の先制エラがみでH252ザシアンを余裕で確1とれるため、
遅いザシアン+カイオーガに対してはウオノラゴンにバトンし、
相手のダイマを強要させる動きが強かった
技構成はエラがみとドラゴン技としてげきりんを確定とし、
バトンしていればナットでの受けを破壊できるいかりのまえばとした
6 ランドロス(霊獣)@食べ残し
性格:ようき
特性:いかく
技:じしん、いわなだれ、みがわり、ビルドアップ
ステータス:196-167-112-×-105-149
努力値:252-12-12-×-36-196
○調整
・ボックスにいた流用個体(もともとカムラのみ持たせる調整)
流用個体をそのまま使っているため、諸説枠
霊獣ランドロスを使うとしても調整を変えたほうが良いと思う
終盤特にゼクロムが増えていた、また、
初手ドラパ-ザシアン対面になりバトンをするときにワイボ安定にさせない、
ため、電気の一貫を切れて上記のポケモンに弱くないランドロスを採用
型は、相手のランドロスに強かったり、ホウオウナットの並びを崩しやすそうな
身代わりビルドアップ型とした
【選出】
・ドラパルト+ホウオウ+@1
ほとんどこの選出で@1は相手の構築によって柔軟に選出
【最後に】
伝説2体環境で中々満足のいく構築を組めていませんでしたが、
久しぶりに記事を書くことができてよかったです。
ただまだ上を目指せそうであっただけに、
最終日に潜ることができなかったことだけは残念でした。
伝説2体環境は残り1シーズンで終わってしまうので、
次こそもっと上を目指して潜りたいと思います。
ここまで記事を読んでいただきありがとうございました!